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ごみの終着点ではなく、資源の出発点として。「玉川高島屋S.C.リサイクルステーションツアー」を開催しました!

7月26日土曜日。6人の小学生とその保護者が集まって、玉川高島屋S.C.のごみ分別施設(リサイクルステーション)を見学するツアーが開かれました。題して「Futako Earth教室~二子玉川から地球の未来を考える親子プログラム~」。

“混ぜればごみ、分ければ宝”。普段見られない分別の現場で、資源循環のリアルを体験。二子玉川から地球の未来を考える親子プログラムの一日をレポートします。

不要品を“循環先”へ。「Depart de LOOP Port」で知る、リサイクルの選択肢

日本全体のプラスチックごみの量は世界第5位。なのに、リサイクル率は20%にとどまっています。対して、玉川高島屋S.C.のリサイクル率は80%超。

どうやってこのリサイクル率を達成しているのか、実際に現場に行ってみました。

最初に訪れたのは、西館3階にある「Depart de LOOP Port(デパート デ ループ ポート)」。
ここでは不要になった衣料・雑貨を持ち込んで、4つの循環先から自分で選んで投入できる、“参加型”のリサイクルポートです。

選べる4つの循環先は、衣料を分解して新たな衣料にする「BRING」、まだ使える衣料・雑貨をそのままの形で必要な人へバトンタッチする「PASSTO」、衣料から土をつくる「PLUSGREEN PROJECT」。衣料から土壌改良剤をつくる「CIRCULAR FARM」。

参加者の皆さんは、持ってきた衣料・雑貨を手に、じっくり考えながらひとつのボックスを選んで投入していました。

「リサイクルステーション」で知る、分別の大切さ

次は、西館地下2階の「リサイクルステーション」へ。

ここでは、玉川高島屋S.C.の300以上のお店が、毎日どんなごみをどのくらい出しているか、きちんと計測して記録しています。

また、リサイクルには、ごみの分別が重要です。例えば、発泡スチロールは溶かして再生ペレット素材に。瓶は色別に4種に分けて粉砕します。生ごみ、魚のアラ、廃油は冷蔵室で一旦保管。廃油は精製して航空燃料になります。
“混ぜればごみ。分ければ宝(資源)”。ほんの少しの手間が、日々のごみに対する意識を変えていきます。

見学を終えて。親子で考える、未来へつなぐ環境アクション

見学後には、これからどんな環境に良いアクションを始められるか、みんなで考えました。

普段入れない場所に入って、玉川高島屋S.C.のごみ分別の現場を見学した参加者の皆さん。子どもたちは“ごみの分別・一時処理”を目の当たりにして驚いたり、面白がったり。大人にとっても実態を知る貴重な経験になったようでした。

最後に、玉川高島屋S.C.の生ごみから作られた堆肥を活用し、生産したもち米を使用した「榮太樓總本舗」の豆大福をプレゼント。循環を感じる締めくくりとなりました。

玉川高島屋S.C.では、今後も施設としてごみ削減・リサイクルに取り組み、少しでも地球環境の保全に寄与していきたいと考えています。
皆さまのご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。


玉川高島屋S.C.のSDGsへの取り組みについてはこちらから

Depart de LOOP Port

リサイクルステーション

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